2013-04-27 enchantMOONショックの本質はこれだ! 100メガショック!ってのが懐かしく思い出されるGW初日。昨日enchantMOONについて勝手に書いたのですが、大切なことを思い出したので忘れないうちに書いておきます。昨日、「得体が知れないが故に起こる期待感のインフレ」がある。と申し上げましたが、さらに「絶対的オンリーワン商品」という強みがあるのです。今の消費行動には、「サーチ&シェア」が加わっていると言われてます。で、検索して何を見てるかというと「口コミ」だったり、買う前提ならば「価格比較」も当然しています。enchantMOONの場合、まだ誰も手に入れてないですから、数少ないshi3z氏に近い方のレビューやニュース記事、運良くイベントで触った方のレビューと、情報量が圧倒的に少ない。だから、ますます妄想がムクムクと膨らむ。そう、中学生時代のようにね。さらに、世界に並ぶモノがないデバイスですから、価格なんて比較しようがない。今のところenchantMOON的なモノが欲しかったらenchantMOONを買うしかないんです。皆が飽きた?と思われるiPhoneに代表されるスマホとは全然違う世界がそこにはあります。本当は49,800円でも、ひょっとして79,800円でもイノベーター層に刺さってますから、1000台は楽に売れてたかも知れません。そこを敢えて39,800というアーリーアダプターにも手を出しやすい価格で来た!しかし、ハードウェアは工業製品だから仕入れにキャッシュが要る。無尽蔵には作れません。この辺の事情はshi3z氏も述べてらっしゃった通りだと思います。enchantMOONがオンリーワンデバイスであり続けるには、自前で発売し続け、製品はなるべくモデルチェンジしないで引っ張る、その代わりに徐々に価格は下げる、というゲーム機モデルに近い形が良いのではないでしょうか。しかし、ハードウェアには相応のサポートが、売れれば売れる程に手がかかるようになって参ります。次世代機は作らない。と自ら語っていることは本音でしょう。enchantMOONは、そのコンセプトを見える化するショーケースとして極少量生産され、アップデートで完成度が上がった技術はライセンスされていくものと考えられます。そう、まさにAltoやLISAのようにその後のコンピュータに影響を与え続ける伝説のマシンと同じ運命を辿るのです。enchantMOONを手に入れる皆さん!大事に持っていて下さいね。出来れば保管用にもう一台、さらに将来の高値転売用にもう一台!コンピュータの歴史を手にするチャンスなんです!【まとめ】ナンバーワンよりオンリーワン当たりたければ、買うしかない!