【Fire HD6】出張で検証&考察 普段使いすべきデバイスは何や?
Fire HD6が来て数日が経ちますが、ちょうど良いタイミングで出張があるんです。
東京出張2泊3日。普段ならiPadを持っていくのですが、今回はKindle&Fire HD6をお供に出かけてみます。
ちなみに、一連のFire HD6祭りの記事は以下の通りです。
(3)競合商品と比較してどれを日常使いするべきか?←今ココ
(4)今後生き残るデバイスのキモはなんだ?独断予測
ここからが本題です。
田舎者のtony togoは、東京出張は飛行機を利用します。最終21時の便でホテルに着くのは夜中です。効率第一の殺伐としたスケジュールです。
飛行機に乗る際にメリットといえば、小さい端末は「保安検査場で出せと言われない」ことです。
iPadはPC的なサイズ感ですので、結構な割合で荷物から出してくれと言われて来たのです。言われるのが面倒なのでいつも出していました。
ところが、Kindle&Fire HD6は鞄に入れてそのままスルー。
保安検査云々は正直どーでもいい情報なのですが、どなたにでも明らかメリットは重量。
これまでのiPad(3rd)は650グラム。それを革ケースに入れてますので恐らく800グラム以上はあったかと思います。
Kindle+Fire HD6は合わせて481グラム。両方持ってもまだまだ軽いです。
最新のiPad Air 2になると437グラムで逆転するわけですが、もはやiPadは機能的に要らん(理由は後述)ので競合とはなりません。残念ながら。
機内に持ち込んで使ってみましょう。
今回の出張も残念ながら普通席。パックで買ったチケットなのでアップグレードも出来ない感じです。
テーブルの上に両方乗せても余裕。
シートバックのポケットにも無理なく収まります。iPadではちとキツイ、ましてやPCでは無理ですよね。
夜間飛行は機内が暗いのですが、Kindleは読書灯で充分読めます。
Fire HD6はバックライト付きの液晶ですので当然読めます。いいですね~。
ホテルではAmazonインスタントビデオで映画を見ました。
500円分のクーポンを新規購入特典で頂いておりましたのでタダです。
微妙にケチってSD解像度で見たのですが、6インチならば粗さを感じることなく非常に快適です。
スピーカーもモノラルながらセリフの聴こえがいい音質。Skype用端末としても有用かも知れません。
さて、先ほど「iPadは機能的に要らん」と述べました。その理由は、アプリ時代が終わりつつあるのではないか?と思うからであります。
スマホでもタブレットでも、何をしてるかというと「webサービスを使ってる」だけだったりするわけです。
勿論、nasneの動画を見たりカメラや画像加工とか、アプリが無いとダメな領域はありますが、ブログも株取引もメールも普段使いはちゃんとしたブラウザがあれば良い。
iPad買った頃は手書きメモに使ったり、プレゼンにも使ったりしましたが、生産性を求めるなら結局のところPCがやはり超快適なのです。
このブログもiPhoneからだと編集の自由度が圧倒的に低いですから。
要するに、普段持ち歩くパーソナルなガジェットというのは「ブラウザが快適で、出来るだけ小さい」ものが最適だということになります。
スマホ用の表示でなく、PC同等の表示で見ることができる画面サイズの加減が、5.5〜6インチ前後ではないかと思うのです。
iPhoneのデカイのはまさに私にはぴったりなのです。まだ来る気配もないですが。
では、KindleとFire HD6、どちらを普段使いしましょうか?
結論は単純です。
Kindle一択です。
明朝系は表示が微妙ですが、ゴシック体は意外に見やすいですし、ゴリゴリの読者家でない私はゴシック体で本を読むことに抵抗感は無いです。
では、Fire HD6は要らないか?というと、Kindle読書体験の快適さ+リッチなコンテンツ再生機として出張のお供にはいいかもしれません。
自宅でiPadの代わりに活躍してくれるのも間違いないでしょう。
家ではiPhone+Fire HD6。授乳中には軽いKindle。
てな感じで使いましょう。
iPadは妻に差し上げる予定です。