出張多めに生きてます。

泥んこで野良猫育ちマーケター、tony togoの生態。

まだまだApple株は買いだと思う理由

中国市場においてiPhoneが売れまくっているようです。

 

一時期はAndroidにシェアが逆転されて、Appleは終わりとか囁かれていた気がしますけれど、私はまだまだApple(特にiPhone)はガンガンに伸びると思います。それも低価格モデルを用意しなくても。

 

なぜか?

新興国はブランドに弱いからであります。

 急に購買力が上がると、「良い」というお墨付きが付いたものを欲しがります。昨日まで貧乏だったから失敗は怖いんです。

「良い」とお墨付きが付いたものってのは、分かりやすく言うと「ブランド化したもの」です。

中国だって、数年前までは地場メーカーがOEM工場から設計図パクってAndroid乗せて作ったような激安スマホが席捲していた市場です。そのフェーズでは「とりあえずスマホが欲しいけど、それしか売っていないから」何でも売れてた訳です。

まっとうな手段でiPhoneが買えるようになった途端に爆売れ。

 

同じように成長が続くインドでもiPhoneは大人気、その他ASEAN諸国でもiPhoneは人気です。

今後はアフリカなどでも同様のことが起こるはずです。

 

Appleはハードとソフトを一体開発している強みがあります。

どっかの方が言ってた「プロセッサが速くなって、画面がデカくなっただけの進化」、それでいいんです。革新性なんてもはや求められてない。

iOSが今後重要視するのは、期待を裏切らないシステムの堅牢性・信頼性です。

ハードウェア仕様はAndroidのハイエンドからちょっと遅れてデザイン性を磨いて出せば良い。調達は圧倒的な数の理論でコストを下げられます。

ローエンドモデルは無くても、前世代モデルを値下げでOK。

きっちり3世代で最新OSのサポートを切っていけば、一定の買い替え需要が毎年発生します。

このサイクルであと10年は安泰でしょう。

 

Androidは厳しいと思います。端末メーカーが値段の叩き合いをしちゃいますので価値を毀損してしまいますし、そもそもGoogle自体が広告の会社ですからAppleほど覚悟がない。

スマホがダメならガラケー用のOSを作って住み分けが始まるかも知れません。

 

Windowsはどうかと申しますと・・・。

Windows10世代から全てのデバイスで動作する包括的な方向に行くようですが、相変わらずスマホではニッチなままのはずです。

しかしながらタブレット市場はWindowsが制するのではないかと考えています。

iPadやらFire HDを使って分かりましたが、ある程度のサイズのデバイスにはオールマイティーな生産性を求めちゃうんです。

カスタマイズやアプリ導入といった柔軟性、何といっても純正Officeが動くという利点、小さくて安いフル機能のWindowsPCという汎用性は他のタブレットにはない最大の利点です。

ストレージの少なさもSDカードスロットやOneDriveで解決できますから。

 

その代わり、従来のPCマーケットは益々衰退、有料版Windowsは消える運命にあるでしょう。マイクロソフトの収益源はOfficeに益々偏重すると思います。

 

まとめ

スマホ:「iPhone」の一人勝ち

タブレット:「Windows+Office」の一人勝ちで事実上個人用PCを置き換え

ガラケー:「Google製のOS」が登場するかも?

重量級タスク:「MacWindowsワークステーション」かなり高いほぼ専用機