出張多めに生きてます。

泥んこで野良猫育ちマーケター、tony togoの生態。

VAIOスマホについて考えた

新生VAIO株式会社とオリジナルのスマホで提携したという日本通信

 

さぞ、良さ気なモデルが出るんでしょうね~。と期待して今週コツコツとプチ株で全力買いして参りました。

 

そして、昨日1月29日に発表された四半期決算はビミョーな数字。

明けて30日、やはり株価はビミョーであります。

 

メディア向けに発表されると噂されている「VAIOスマホがきっと何とかしてくれる!」との期待は・・・。


日本通信、VAIOスマホのパッケージを初公開。2月の発売に向け準備は順調 - PC Watch

 

ん?んんっ?

パッケージのみ!?

 

あまりにもセコい発表にズッコケました。

仕切りの作り方なんかはまんまiPhoneの箱のパクリじゃないですか。

とりあえず商品は黒いのと、エッジはXperiaと違ってアールを描いているようだということは分かりました。

 

残りの1Qで27億目標、これまでの3Qで35億ですから、ざっくり推計して10億の売上をVAIOスマホで獲得する目論見のようです。

 

売上シミュレーションをしてみましょう。(根拠は薄いtony togo独自の見解です)

 

VAIOスマホは24回の分割のみの販売になるようですので、競争力のある支払い金額というと5,000円くらいでしょうか?

発売が遅れて2月ということですから、年度末までに発生する支払い(売上)が平均1.2回くらいでしょうかね?年度末までの平均客単価6,000円と雑に推定してみますと、16万6千契約は欲しいところです。

 

うーん、難しいかも?

 

ラッキーなことに2月6日(金)辺りに発売として、年度末までに週末が8回。

初動週で4万売れたとして、残りは12万6千。

7週で割りますと毎週1万8千契約を積んでいくことが必要です。週末に7割が集中すると仮定すると週末毎に1万2千600契約を処理せねばなりません。1日当り6千300。開通手続きは自分でできるようですので24時間均等に均すと時間当り262契約。システム的にはさほどの負担ではなさそうですが・・・。

 

問題は何処で買えるかよく分からん。という点です。

 

2月って、もう明後日からですからね、悠長にメルマガ会員募ってる場合じゃないですよ。

マニアな媒体に常に接触して隙あらば何か買いたいと思っている「ガジェット好き」は恐らく30万人程度でしょう。そんなレアなガジェット好きのうち3%の方が買って9千台。今のプロモーションで売れるのはそんなところでしょう。

 

残り15万7千台。私にこれだけの台数を3月中に売れって言われたら、「CM20億積んで、とりあえずタダで配ります」ってくらいハードル高いですよ。

今の通期見通しですと、さほどプロモーション予算は配分されていないように見受けられれます。いいところ5億程度かと。

限られた予算ですから、日経新聞に広告出すよりも交通広告やリアル接点での販促など「点と面を出来るだけ最短距離で結ぶ」方策をお願いいたします。

 

私?買わない。だってiPhoneでいいし、プライベートでケータイ2台も要らんもの。