男子はどうやって買い物をするのか?(2) 女子との違いなど
以前に書いた記事で、男の子向けマーケティングは「スペック!スペック!スペック」だと思っていたと書きました。
しかしながら、個別案件でよーく考えてみるとそうではないということが見えてきたという事も書きました。
それらを、今回は整理してみようと思います。
これはあくまで仮説なのですが、買い物をするための最小限の要素は3つ位であると、私は考えております。
まずは、「欲しいモノである」という事実。「買うべき理由」とという方が適切かも知れません。
そして、「価格の妥当性」。買えないモノは買えませんから。
3つ目に、「言い訳が用意されている」こと。
ほら、女子が「なんか、ピン!と来たし、可愛かったし、安かったら、買っちゃたの♪」って言うじゃないですか。
それは、「ピン!と来る=理由」、「可愛かった=言い訳」、「安かったから=価格の妥当性」、「から、買っちゃった=責任転嫁≒言い訳」という風に仮説に当てはめることができます。
男子の場合も基本の3要素は同じように働くのですが、表現は女子とは異なってこうなるのではないでしょうか?
「これは、◯◯(スペック)が△△(単位)だから、サイコーなんだよ。高かったよ~。でも、これを超えるものはないからね!」
つまり、買うべき理由が巧妙にマスクされ「言い訳」が全面に立っているのが男子の買い物力学と言えるのです。
そして、価格も関しては「高い」という情報発信をしています。男子のとって「高い価格」は己の経済力を誇示できる格好の言い訳なのかも知れません。
ということで、tony togo(仮)メンズスキンケアは結構高めの値付けがイケるのではないか?と思っていたのですが・・・。
【まとめ】
男子の買い物には「言い訳」を沢山用意する方が良さげ。
高くても買うのが男の子。(※条件付き)