写真共有プラットフォームとしてのAmazonに期待したい
Amazon、容量無制限の写真ストレージ「Prime Photo」 米プライム会員向け - ITmedia ニュース
米国限定ではありますが、「写真共有」を「容量無制限で」、なおかつ「マルチデバイス対応」という、現時点で非常に競争力のある内容で出してきております。
日本でのサービスが行われるのか?というのが気になりますが、今のところは「否」ではないかと思います。
何故ならば、プライムの価格が米国では99ドルに対し、日本では3,900円とかなり安価に提供されているので、同サービス同価格という観点から実現は難しいのではないかと考えられます。
また、Amazon.comのアニュアルレポートから2013年の数字を拾ってみますと、非常に興味深い。
※どちらのグラフも出典は「2013 Amazon.com ANNUAL REPORT」
売上構成比は、北米60%に対し、日本はわずか1割です。
税引き後利益に至っては、北米75%と北米で稼ぐ構図がありありと分かります。
日本市場の利益については、数字を発見出来ておりませんので不明ですが、恐らくさほど儲かってない、というか投資段階であると思われます。
アメリカに比べ、日本市場はまず「リアル商品を買ってもらう」フェーズであると言えるでしょう。
つまり、新規集客がテーマであるAmazon.co.jpにおいては、既存顧客をつなぎ止める餌はあまり撒かれないであろうと。そういうことになりますな。
日本にはAmazonがまだまだ普及していないのです。
日本で税金払ってなくても、仕入れや配送で日本にもお金が落ちるんだから細かいことは言いっこなしということでは、ダメですかね?