【サービス体験記】JALの新シート「JAL SKY NEXT」に初搭乗
先週から8日間、東京へ出張しておりました。
tony togoという名前の由来である最寄り駅の「東郷」からお分かり頂ける通り、私は福岡県在住ですので、東京への出張は毎回飛行機を利用いたします。
今は出張が減り、ステータス落ちして平民なのですがマイル乞食なのでいつもJALを利用しております。
今回搭乗したのはB777の「JAL SKY NEXT」という新シートを装備した機体です。
夏前くらいから運用が始まっていたのですが、やっと搭乗機会が訪れましたのでシートのインプレッションをしてみようというのが今回の趣旨です。
行きは普通席、ポートサイド窓側のA席でした。
新シートの売りは、「本革」と「シートピッチが広い」ということであります。
確かに黒の革シートは高級感があるような気もします。
でも、スターフライヤーは10年前にこの程度の見た目を実現していたわけで、いまさら驚くほどでもない感じ。
ちょっといいなと思ったのは、シートベルトがオシャレ感のあるピンクがかったパープルになってること。ヘッドレスト部分のカバーやステッチとコーディネートされております。
ベルトも新しいので、バックルも従来のものに比べて丸っこい形状になっておりました。使い勝手は正直同じですけれど。
座ってみるとどうかと申しますと・・・。
うん、確かに広い。
最大5センチシートピッチが広くなったそうです。
ただし、このシートピッチは座席数を減らして生み出されたものでなく、シートを薄くしたので座り心地はペラペラ感丸出しです。
国内線の1時間~2時間程度が限界かと。本革で高級を謳った割に座り心地がペラペラなので差し引きするとやはり普通席ですな。
でも、いいところもあるんです。
テーブルのヒンジが上手いことなってるので、両脇の棒状の支えの飛び出しが少なくなっていまして足の引っかかりが少ない。テーブル自体も大きいのでPC利用者には優しい仕様です。
機内のWi-Fiサービスも始まりましたので、ブロガー向けシートと言っても良いのかも知れません。
でも、確かANAはUSBが付いてますので、電源にこだわるガチブロガー様はそちらなのでしょうか?
JALはブロガー風シートってことにしておきましょうか?
出張帰りは、同じくJAL SKY NEXT更新機でしたが、疲れたのでクラスJに乗りました。
満席御礼ですので写真撮る余裕はありませんでしたが、こちらは従来のクラスJシートの表皮を黒本革に張り替えただけというもの。
シートベルトは従来通り、黒の素っ気ないヤツで若干手抜き感あり。
とはいえ、薄くなった普通席と比べると座り心地はやはりこちらですね~。
まぁ所詮1,000円差なので、ファーストの客から見たらどんぐりの背比べなのでしょうけれど。
早いとこ会社がガツンと儲かって、ファースト移動できる御身分になりたいものです。でもって、CAさんに「あー、チミチミ。」って言ってみたい(笑)。