出張多めに生きてます。

泥んこで野良猫育ちマーケター、tony togoの生態。

【自分用備忘録】性能だけは高い商品は沢山あります。

買い物ばかり考えているtony togoだって、たまにはお仕事しているのであります。

 

あるお客様の商品についてです。

 

健康に役立つ自然食品なんですが、現状「売れてない」ようで相談が入ったというケースです。

 

商品サンプルを頂いて、サイトも拝見してみましたところ「売れない」ケースの典型でありました。

ただ、パッケージなんかはなかなか洒落ておりまして、食品として大切な安全性や健康体感はありそう。

 

商品性能は問題ない。

 

じゃあ何故売れないかといいますと、価格だったり、プロモーションだったりと複数要因あるのですが、今回のケースはそんな生易しいものではありません。

 

根本的に「それ」を欲しい方がほとんどいない。つまり、需要がないわけです。

さらに厳しいのが、「存在を知られてない」というマニアックさ。

 

肌感覚だけでは説得力が弱いので、「健康に役立ちそうな食品群+健康食品数種類」との比較調査を行ってみました。

 

Googleドライブでちゃちゃっとアンケートフォームを作成。弊社社員と周りの女性に協力して頂いて調べてみると、私の肌感覚通り「需要がない&知られていない」という事実が固まりました。

 

夢も希望もない状況ですが、ここからが我々の腕の見せどころです。

 

無理矢理にでも需要を作り出す?それは大金持ちの戦略ですから今のところは考えない。

 

体感性があるということは、「体験すれば気に入ってもらえる」わけですから、その線でお金を限りなく掛けずにゲリラ戦を仕掛けることにしました。(先方はとにかく予算が無いようですので)

 

いわゆるサプリメント的な形状の食品ではなく、原料が発酵した伝統的食品の形状であることを逆手に取って「料理を軸にした生活馴染み」を仕掛ければ、一定の需要を作り出すことも出来そうです。

 

あとは、パッケージ容量を使いきれるサイズでの設定、販売価格の設定などで「試しやすい売り方」を演出します。

 

とはいえ、根本的に「どマニアック食材」ですから、たまたまテレビで取材されるなどの神風が吹かないと成長は遅いままですな。

 

新規集客とリピート施策が回りだしたら、広告出稿を検討してもよいと思います。