出張多めに生きてます。

泥んこで野良猫育ちマーケター、tony togoの生態。

【お買い物日誌】人間は簡単に麻痺してしまう生き物だから

今週のお題「選んでよかったもの」

 

すでに決着が付いた話ではあるんですが、こないだ腕時計買ったんです。

 

買ったのはこちら、SEIKOブライツのソーラー電波のチタンのやつ。

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 RX100M2で撮ると、エエモノ感が出ますですなぁ。

 

ブライツの中でも安い方のSAGZ071。

デザインがシンプルできれいだし、時刻が狂わないし、電池も要らんし、チャージも要らん。さらには、メンテフリー!

 

普段使いには超合理的なモデルでありまして、チタンで軽くてつけ心地も良し!質感も悪くないぜ、ってんで絶賛気に入っております。

 

しかしながら、ここに至るまでに散財してしまう危ない目に遭ったというのが今回のお話なのです。

 

そもそも私は、腕時計にこだわりはありません。

 

今までは、親父に貰った昔のSEIKOの自動巻き、多分60年代終わりから70年代のモデルを使っておりました。

メタルバンドがダメになったらゆめタウンの中の時計屋さんで変えてもらったり、秒針が取れたら近所の時計屋さんでメンテしてもらったりして普通に使ってました。

 

ただ、ここ数年時計が狂いまくり、1日に20分差とか1時間差とかがザラにあるんで、流石に時計としてどうよ?と思い買い替えを思案しておったわけです。

 

お小遣いをちょこちょこ貯めて7万位になってたので、10万以下でシンプルで飽きない時計がいいなぁと何となくネットで探しておりました。

その時の候補は、CASIOのオシアナス。

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キレイ目だけど、よ~考えると針が多いヤツは好きじゃないかも、って思ってまして。

 

で、妻に「腕時計買おうと思ってるけど、特に決まったものが無い」って言ったらショップに見に行こうということになりまして、他の買い物ついでに天神で見て参りました。

 

時計はどこで売ってるんだ?ってことになりまして、とりあえず百貨店じゃね?ということで三越へ。

三越の時計コーナーはイマイチふわっとしてたので、今度は岩田屋へ向かいました。

 

岩田屋の時計コーナーはまぁこれはすげえな、っていうクソ高いものもたくさんありまして、この辺りから見る目が麻痺し始めたのですね。

店員さんに、シンプルなヤツを見繕って頂きまして、別にブランドにこだわりも無いって言ったら、勧めてくださったのが「BAUME&MERCIER」。

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悪くないですな。価格は確か28万くらい。

 

ここいらで妻が、貯めてた貯金から出しちゃるよ。的なことを言ったので微妙に気が大きくなって、他のオススメも出してもらいました。

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出てきたのは「OMEGA」のシーマスター。50万くらいだったと思います。

 

そもそも、私のお小遣い貯金は7万。

そこに、スイート10ダイヤでも買おうかということで妻が私の小遣いから天引きで貯金してくれてたのが結構貯まってまして。

 

50万くらいの時計なら買ってもいいんじゃね?という空気に夫婦共々なってしまったのです。

 

ちなみに妻は、スーパーで食材を買う時も高いと止めるタイプの超堅実派。

私は散財タイプですから、妻の変節ぶりに驚きつつも「買っちゃおうか」という悪魔の囁きに支配されておりました。

 

で、3つ目に候補に上がったのが、日本人なら国産やろ!ってことで「GrandSeiko」ですな。岩田屋はマスターショップということで限定モデルが気に入りました。これも50万ちょいですかね。

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で、3つを比べて結局悩んで決められなかったので、カタログ貰って帰ったのです。

 

そして、その晩カタログを見ながら思ったのです。

「腕時計に50万出すんなら、シャツやスーツ作りたいな」と。

 

で、止めました。正直売り場で迷わなかったら買っちゃってたと思います。

 

結局、今の時計はイオンの中の時計屋さんで普通のSEIKOとブライツ、一応対抗馬で28万くらいのGrandSeikoと見比べてサクッと選びました。これで充分クオリティです。

 

堅実な妻でさえ麻痺するということは、時計って魔力があるだなというお話でした。

 

後日、OMEGAから立派なカタログが届いて、また悪魔の囁きが聞こえつつあります・・・怖い。