【連載記事】SurfaceRTの想定ユーザーは? ビルゲイツ基準で考える
毎日愉快に使い込んでおりますSurfaceRT。
相変わらずパワポの円グラフは文字化けしますけれど。
来週のプレゼンに向けて、いよいよゲイツ様に3,980円支払うことになりましたがいいんです。気に入ってるからそれ位払うもん!
さて、ご好評のこの連載。
今回は「そもそも論」としてSurfaceRTを使うべき想定ユーザーをMS側がどう捉えているのか?ということについて非マーケティング的観点から論じて参ろうと思います。
きっかけはデスクトップアプリっていんですか?あのタイルみたいな初期画面から起動する奴。
MSKK純正であらせられるところのこちら、「ファイナンス」。
流行りのフラットデザインですが、コントラストが強くて見やすいです。
この「ファイナンス」でtony togoが脳内保有している重工、商社、資源株の管理ができんもんかしら?と気軽に立ち上げてみたところから始まるのです。
起動すると美しい画面で経済ニュース的なものが展開します。
画面の上端から下向きにスワイプするとメニューが出てきます。
メニューの中には「シミュレーション」という項目がありまして、「住宅ローン計算」「自動車ローン計算」「為替計算機」「貯蓄計算」「老後資金プランナー」「金融シミュレーション」という機能が使えるのです。
不惑を迎えて、老後も少々気になるtony togoですから、本当に何気なく、反応の良いタッチパネルに導かれるように、そう、上質なUIによるエクスペリエンスとして、「老後資金プランナー」を選んでみたのです。
その画面がこちらです。
ほぅ。
予め収支イメージがつくように「デフォルトで数字が入力」されています。非常に親切設計ですな。関心感心。
ちょっと見づらいので、拡大してみますね。
おいおい!こりゃ酷ぇな!
30歳で年収2千万って!マッキンゼーか!UBSか!KSG!
年収が糞高い割に貯蓄が50万って、日経ビジネスで見た高年収世帯ほど贅沢に溺れて首が回らないいう記事そのまんま。いえ、これが典型的アメリカ人の貯蓄意識なのかも知れません。ヤンキー万歳!
さらに追い打ちを掛けますのが、退職後に想定する年収。なんと1500万円。
世界的コンサルティングファームからキャリアをスタートして、なぜか天下りの逆、天上がり?っていうんでしょうか?町あかりみたいですな。
そんな風に官僚になって、トップクラスまで上り詰めて財団法人の理事長にでもならなければ難しい人生であります。
地味ーに、投資利回り5%とか優良資産も持ってらっしゃいます。
港区にマンション一棟買いでしょうか?景気が良いですねー。アベノミクス!
・・・以上の事実から、MSKK、いえゲイツ一味はどんな方に向けてSurfaceRTをリリースしたのかが良く分かります。
所謂グローバルマッチョ、もしくは生まれついての金持ち、はたまたイケイケベンチャー経営者で、ビルダーバーグとかにお呼ばれしちゃう系の方に使って頂きたい!
それが、SurfaceRTなのです。
値引きして初めて購入を検討するようなク○庶民は買わなくてよし!そういうことであります。
こんなハイソな方々向けですから、台数がたくさん売れないのも頷けるお話でありますな。
世界にこの事実を伝えるべく、「Windows8 老後資金プランナー ひどい」で検索上位に来るよう、草の根運動を始めようかと思っております。(本稿は全て被害妄想です)