出張多めに生きてます。

泥んこで野良猫育ちマーケター、tony togoの生態。

男子はどうやって買い物をするのか?(5) 男子はレジェンドを帯びたものをありがたがる

男子はどうやって(以下略)シリーズです。

 

スペック、値頃感、超合金理論と色々とこねくり回して参りましたが、掲題の通り「レジェンドを帯びた商品」って奴に、男子全般めっきり弱いハズであります。

割と重要で単純な要素を忘れておりました。

 

レジェントを帯びた商品といいますと、ドラクエとかのアイテムでありがちな「伝説の武具」という説明がしっくり来ると思います。

 

男の子は小さい頃からなぜかこういうレジェンドにめっぽう弱い。

戦隊モノとかでは「説明しよう!」というナレーションは定番表現ですし、大人になってもね、スティーブ・マックイーンの505とかね、好きですよね?

 

そこで、tony togo(仮)メンズスキンケアなのですが・・・。

 

これが全くレジェンドなんてありゃしないんですよ!

困ったな~と思案しまして、発想を柔軟にしてみました。

 

レジェンドも大事ですが、「説明しよう!」という威勢のよいノリで商品スペックや優位性を声高に叫ぶことは有効ではないかと思うのです。

 

例えば、『香りの大きな特徴は、トップノートを構成するイタリアの厳選素材のミントリーフ、イタリアンレモンゼスト、グリーンアップルと、ミドルを成す動物性ではないアンバー(龍涎香)のくっきりとしたコントラスト。偉大なる自然が見事に組み合わさり、重なって、強烈で鮮やかで、輝く爽やかさを表現し、身につける者に強さとパワーを与えてくれる。』

 

『フレッシュ、オリエンタル、ウッディの香調は、「男性と女性の間の原始的な欲望、勝ち誇る誘惑というアイデアを表現しています」と調香師は説明する。』

GQ JAPANより引用)

 

ヴェルサーチの新作フレグランス「エロス」の何だか分かんないけど股がムズムズする熱さを感じる煽り文句であります。

 

その身も蓋もないネーミングも含め、確信犯的魅力に満ち溢れたこの新作フレグランスが刺激的な夏を演出してくれることは間違いない。

・・・なんて、結びの記事を書きたくなっちゃいます。

 

とりあえず、これは買いですけど。

 

【まとめ】

「説明しよう!」+「エロ」+「レジェンド」は強いよねー。

tony togo(仮)メンズスキンケアもそんなオーラを纏いたい。